【 証券外務員 無料講座 <金融>】
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通貨の役割マネーストック
金利
金融機関
金融市場
通貨の役割について
通貨には主に「価値」「交換」「貯蔵」という3つの重要な役割があります。
これらは私たちの日常生活において非常に身近であるため、あまり意識されることは少ないかもしれませんが、それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。
1. 価値の基準としての役割
通貨は物やサービスの価値を数値的に示す基準として機能します。
例えば、りんご1個が100円、ジュース1本が150円といったように、それぞれの価値が「円」という数値で明確に表現されます。
このおかげで、商品やサービスの価格を比較したり、取引をスムーズに行ったりすることが可能です。
2. 交換手段としての役割
通貨は物々交換に代わる便利な交換手段として利用されています。
例えば、りんごとレモンが同じ価値だとしても、直接交換するには相手を探す手間や条件を整える煩わしさがあります。
しかし、お金を利用すれば、レモンを持っている人がいなくても、りんごを購入できます。このように、通貨があることで経済活動が効率的に行われるのです。
3. 価値を貯蔵する手段
通貨は貯金などの形で価値を保存する手段として機能します。
例えば、資産としてりんごを千個持っていた場合、長期間保存することは難しく、腐ってしまいます。
しかし、りんごを売却してその代金を通貨として保有すれば、その価値を長期間維持できます。
このように、通貨は時間を超えて価値を保存するのに非常に適しています。
私たちは普段の生活の中で、この3つの役割を果たす通貨に支えられていますが、あまり意識することはないかもしれません。
それでも、これらの性質は私たちの生活を豊かで便利にしているのです。
マネーストックについて
続いて、マネーストックについて解説します。
マネーストックとは、民間非金融部門(国や金融機関以外の民間部門)が保有する通貨量を指します。「国や金融機関以外」としているため、私たちのような民間が持つお金の総量というイメージです。
民間の通貨の種類
民間が保有する通貨には、以下の3つの種類があります:
現金通貨:お札や硬貨などの現金そのもの。
預金通貨:当座預金や普通預金など、すぐに引き出せるお金。
準通貨:定期預金など、比較的すぐに引き出せるが解約手続きが必要な預金。
マネーストックの種類(M1、M2、M3)
マネーストックには以下のような分類があります:
M1:現金通貨と預金通貨の合計。すぐに使えるお金を指します。
M3:M1に準通貨とCD(譲渡性預金)を加えたもの。
CDは譲渡が可能な定期預金で、主に金融機関が資金調達のために利用します。
M3は海外にある現金通貨なども含むため、最も広い範囲をカバーします。
M2:M3から海外を除いたもので、国内銀行などに限定されたもの。
ポイント:マネーストックの値としてよく使われるのは国内のM2です。
通貨の役割
通貨には「価値の基準」「交換手段」「貯蔵手段」の3つの役割があります。それぞれの役割を具体的に見ていきましょう。
1. 価値の基準としての役割
通貨は物やサービスの価値を数値で表すための基準として利用されます。
例えば、りんご1個が100円、ジュース1本が150円と表現されるように、物の価値を「円」といった通貨単位で示すことができます。
この仕組みによって、私たちは商品の価値を比較したり、価格を簡単に把握したりすることが可能です。
2. 交換手段としての役割
通貨は、物々交換に代わる便利な交換手段です。
例えば、「りんごとレモンは同じ価値だから交換しよう」といった物々交換では、相手を探す手間がかかり、条件を整えるのが難しいです。
しかし、お金があれば、りんごの持ち主がレモンの所有者を探さずとも、必要な物を購入できます。
このように通貨の存在が、取引を効率的にしているのです。
3. 価値を貯蔵する手段
通貨は、価値を貯めておく手段としても重要です。
例えば、りんごを千個保有していても、長期間保存することはできず、腐って価値を失ってしまいます。
一方で、そのりんごを売却し、得た代金をお金の形で保有すれば、価値を長期的に保存できます。
このように通貨は、時間を超えて価値を保持するのに役立ちます。
このように、通貨は日常生活で欠かせない役割を担っています。
私たちは普段意識せずとも、通貨によって便利で安定した生活を送っているのです。
マネーストックについて
続いて、マネーストックについて説明します。
マネーストックとは、「民間非金融部門」(国や金融機関以外の民間)が保有する通貨量のことです。
ここでいう「民間」とは、私たちのような個人や企業を指します。
民間の通貨の種類
民間が保有する通貨は、大きく以下の3つに分類されます:
現金通貨:お札や硬貨などの現金そのもの。
預金通貨:当座預金や普通預金など、すぐに引き出せるお金。
準通貨:定期預金など、解約手続きが必要な預金。
マネーストックの分類(M1、M2、M3)
マネーストックは次のように分類されます:
M1:現金通貨と預金通貨の合計。すぐに使えるお金。
M3:M1に準通貨とCD(譲渡性預金)を加えたもの。
CDは譲渡可能な定期預金で、主に金融機関間での資金調達に利用されます。
M3は海外にある現金通貨なども含みます。
M2:M3から海外を除いたもの。国内銀行等に限定されます。
特に、国内のM2は試験でもよく出題されるため、重要なポイントとして覚えておきましょう。
金利について
金利とは、お金を貸し借りする際に、借り手が貸し手に支払う対価の割合を指します。
金利の身近な例
銀行の預金金利が分かりやすい例です。
銀行は、私たちが預けたお金を企業へ貸し出して利息を受け取ります。
その利息の一部が預金金利として私たちに還元される仕組みです。
現在の預金金利は非常に低いですが、この流れ自体は変わりません。
名目金利と実質金利
金利には以下の2種類があります:
名目金利:物価上昇率などを考慮しない、表面上の金利。
実質金利:名目金利から物価上昇率(期待インフレ率)を差し引いたもの。
実質金利は次のような計算式で表されます:
実質金利=名目金利-期待インフレ率
具体例を挙げると、金利が5%で土地を購入し、1年後に土地の価格がインフレで4%上昇した場合、実質的な金利負担は1%だけになる、というイメージです。
金融機関と金融市場
金融とは、「お金」を「融通」することであり、余剰資金を持つ人から不足している人へ資金を流す仕組みです。
直接金融と間接金融
直接金融:企業が株式や債券を発行して、投資家から直接資金を調達する方法。
間接金融:銀行が仲介し、企業へ資金を貸し出す方法。
金融市場の分類
金融市場は次の2つに大別されます:
長期金融市場:1年以上の資金取引。証券市場が該当します。
短期金融市場:1年未満の資金取引。インターバンク市場とオープン市場に分類されます。
特に短期金融市場では、コール市場や手形市場、レポ市場などが重要な役割を果たしており、試験対策として覚えておくべきポイントが多いです。
短期金融市場は大きく分けると、インターバンク市場とオープン市場の2つに分類することができます。
まず、インターバンク市場について説明します。
インターバンク市場の「インター」は「〇〇の中」という意味の英語で、「バンク」は銀行を意味します。
つまり「インターバンク市場」は「銀行同士の取引が行われる市場」と言えます。
この市場では、金融機関のみが取引を行うことができます。
銀行などの金融機関は、日々の業務や一時的な資金の不足が生じることがあります。
例えば、年金の支払日など、急にお金が必要になる場合があります。
こういった一時的な資金不足を解消するために、インターバンク市場は活用されるのです。
インターバンク市場はさらに、コール市場と手形市場の2つに分かれます。
特に試験に出題されることが多いのは、コール市場です。
コール市場は、ごく短期間の資金の過不足を調整するための市場です。
お金を貸す側は信託銀行、お金を借りる側は一般の銀行などとなります。
また、コール市場では短資会社という会社が仲介役を務め、信託銀行から一般銀行へ資金をやり取りする役割を担っています。
「コール」という言葉には「呼ぶ」という意味があり、コール市場では「お金を呼ぶ」という意味で、非常に短期間の資金の貸し借りが行われていることを示しています。
次に、手形市場についてです。
手形市場はコール市場よりも少し長めの期間で資金が取引される場です。
ここでは、支払い期日前の手形などが売買されており、コール市場よりも取引期間が長めの短期資金のやり取りが行われています。
次に、オープン市場について説明します。オープン市場は、インターバンク市場とは異なり、一般企業なども取引に参加できる市場です。
オープン市場には、以下の4つの市場があります:
レポ市場
CD市場
TDB市場
CP市場
まず、レポ市場は「債権レポ市場」などとも呼ばれ、お金を担保にして債券の貸し借りを行う市場です。
実際には、債券を貸し手が現金で借り、債券を借りる側が現金を貸している形になります。
次に、CD市場ですが、CDとは「譲渡性預金」の略で、銀行が発行する無記名の証書が譲渡可能な定期預金のことです。
これは、定期預金として銀行などの金融機関が発行するもので、譲渡性があるため、必要に応じて他の人に譲渡することも可能です。
さらに、TDB市場は、国庫短期証券を売買する市場です。
国庫短期証券とは、日本政府が発行する償還期限が1年未満の国債のことです。
政府が一時的な資金不足を補うために発行するもので、TDB市場ではこの国庫短期証券の取引が行われます。
最後に、CP市場についてです。CPは「コマーシャルペーパー」の略で、これは日本語では「手形」のことを指します。したがって、CP市場は手形を売買する市場となっており、信用力の高い企業が短期資金を調達するために無担保で取引を行っています。
オープン市場の内容は少し複雑ですが、基本的にはざっくりと理解しておけば大丈夫です。ただし、試験においては以下の点が出題されることがあるため、しっかりと覚えておきましょう。
CD市場の法的性格は「預金」であり、銀行が無記名の証書を発行することで譲渡が可能な定期預金として扱われます。
CP市場の法的性格は「約束手形」であり、コマーシャルペーパーは手形の一種です。そのため、CP市場の取引は手形として取り扱われます。
これらの法的性格については、しっかりと理解し、試験対策に役立ててください。
証券外務員 無料講座 金融の重要な用語
マネーストック
マネーストック(Money Stock)は、世の中に出回っているお金の総量を表す指標です。具体的には、一般の家庭や企業が保有している現金や預金などを合計したものです
(ただし、政府や金融機関が持っているお金は除きます)。
マネーストックは、経済の動きを把握するために重要な指標であり、これが増えると「お金が流通している」と判断され、減ると「お金が足りていない」といった見方ができます。
景気の動向把握
マネーストックが増えているときは、経済活動が活発化している可能性があります。
逆に減少していると、景気が冷え込んでいる可能性があります。
金融政策の評価
中央銀行(日本では日本銀行)の政策が、経済にどの程度影響を与えているかを確認するための参考になります。
金融市場
金融市場とは、お金を必要としている人や企業と、余っている人や企業が取引をする場のことです。簡単に言えば、お金を「貸したい・増やしたい人」と「借りたい人」が出会う場所です。
ここでは、資金の貸し借りや金融商品の売買が行われます。
資金の流れを円滑にする
お金が余っているところから不足しているところに流れるようにする。
経済の効率化
必要な資金を効率よく集めることで、企業や国が成長する。
価格の発見
株や債券の価格(適正価値)が市場を通じて決まる。
リスクの分散
デリバティブ商品などを活用して、リスクを分散する仕組みを提供。
民間非金融部門
民間非金融部門とは、経済の中で金融機関以外の企業や家庭(家計)を指します。主に「お金を動かす立場」ではなく、「お金を使う・借りる・預ける立場」にある部門です。
家計(家庭)
私たち個人や家庭のこと。
例:家賃を支払う、預金をする、住宅ローンを借りるなど。
非金融法人企業
銀行や証券会社などの金融機関以外の企業。
例:製造業、サービス業、商社など。
お金を借りて工場を建てたり、事業資金として銀行に預けたりする活動を行います。
資金の需要者としての役割
企業が資金を借りて新しい事業を始めたり、家計が住宅ローンを借りたりする。
例:銀行からお金を借りることで、経済活動が活性化する。
資金の供給者としての役割
家計が銀行に預金したり、企業が余剰資金を運用することで金融市場に資金を提供する。
現金通貨
現金通貨とは、私たちが日常で使う「お札」と「硬貨」のことです。具体的には、日本銀行が発行する紙幣(日本銀行券)と、政府が発行する硬貨(補助貨幣)を指します。
物理的なお金
実際に手で触れることができ、使う場面が分かりやすいお金。
例:お店での支払い、電車の切符を買うなど。
法定通貨
日本では、現金通貨は「法定通貨(Legal Tender)」として認められており、誰でもどこでも支払いに使えるのが基本です。
流動性が高い
他の資産と比べて、すぐに使えるお金です。
例えば、銀行預金を引き出して現金にするのは手間ですが、現金通貨はすぐ使えます。
預金通貨
預金通貨とは、銀行に預けているお金で、現金を使わずに支払いができるお金のことです。具体的には、当座預金や普通預金が該当します。
現金通貨(お札や硬貨)と違い、銀行口座に預けられているデジタルなお金です。
現金を使わずに決済ができる
銀行振込やクレジットカード、デビットカードで支払いが可能。
例:家賃の引き落とし、オンラインショッピングの支払い。
流動性が高い
預金通貨はすぐに引き出して現金にしたり、そのまま電子的に送金できたりするため、非常に便利。
物理的に存在しない
預金通貨はデジタルデータとして記録されているため、現金のように手に取ることはできません。
当座預金
企業などが主に利用する預金で、利息がつかないが、手形や小切手の決済に使える。
例:会社間の取引での支払い。
普通預金
個人や企業が利用する最も一般的な預金。
例:給料振り込みや日常的な引き落としに使う口座。
通知預金(短期預金)
普通預金より少し金利が高く、あらかじめ引き出す予定を通知する必要がある。
準通貨
準通貨とは、現金や預金通貨のようにすぐに使えないけれど、比較的短期間で現金に変えられる資産のことです。主に、定期預金や譲渡性預金(CD: Certificate of Deposit)などが該当します。
現金にはすぐ使えない
準通貨は預金通貨のようにすぐに引き出せないため、直接決済に使うことはできません。
例:定期預金は、満期になるまで引き出せないことが多い。
流動性がある程度高い
準通貨は比較的短期間で現金化できるため、現金や預金通貨に次ぐ流動性を持っています。
利息がつく
準通貨は通常、現金や普通預金よりも高い利息がつくことが特徴です。
準通貨の定義
「現金や預金通貨のようにすぐには使えないが、短期間で現金化できる資産」と覚える。
定期預金、譲渡性預金、通知預金が典型的な例。
現金通貨・預金通貨との違い
すぐに使えるか(流動性)が違うことを理解する。
M1(マネーストック)
M1とは、日本のマネーストック(世の中に出回るお金の量)を表す指標の一つで、特に「すぐ使えるお金」を表しています。現金通貨と、普通預金など決済にすぐ使える預金通貨を合わせたものです。
現金通貨
お札や硬貨など、手元にある物理的なお金。
例:財布に入っているお金や企業の現金保有。
預金通貨
銀行に預けられていて、すぐに使える預金。
主に普通預金や当座預金が含まれます。
例:クレジットカードや振り込みで使える銀行口座のお金。
景気の判断材料
M1が増えると、消費や投資が活発で経済が好調である可能性を示します。
逆に、M1が減ると、消費や投資が低迷している可能性があります。
短期的なお金の流動性の指標
すぐに使えるお金が多いと、経済の流動性が高くなります。
M2(マネーストック)
M2とは、マネーストック(世の中に出回るお金の量)を表す指標の一つで、特に「すぐ使えるお金(M1)」に加えて、少し時間がかかるけど流動性が高い資産(準通貨)も含めたものです。経済活動全体を支えるお金の範囲を広く捉えています。
M1(現金通貨 + 預金通貨)
現金通貨:お札や硬貨など、手元にある現金。
預金通貨:普通預金や当座預金など、すぐに引き出して使えるお金。
準通貨
定期預金や譲渡性預金(CD)など、少し時間はかかるが現金化しやすい資産。
利息がつくため貯蓄や資産運用にも使われる。
例:1年満期の定期預金。
経済活動の全体像を見る指標
消費や投資に加えて、貯蓄や短期的な資金運用の状況も含めて経済の動きを判断できます。
景気の動向を示す
M2が増加していると、経済活動が活発化し、資金が豊富であることを示します。
逆に、M2が減少すると、経済が停滞している可能性があります。
M3(マネーストック)
M3とは、マネーストック(世の中に出回るお金の量)を表す最も広い指標で、M2に加えて信用金庫や農協などが扱う預金も含まれています。経済全体で利用可能なほぼすべてのお金を示す指標です。
M2
現金通貨:お札や硬貨など、手元にある現金。
預金通貨:普通預金や当座預金など、すぐに使える預金。
準通貨:定期預金や譲渡性預金(CD)など。
その他の預金
信用金庫、信用組合、農協、漁協、労働金庫などが取り扱う預金。
これらの金融機関は地方や特定の業界で重要な役割を果たしており、地域経済に密接に関係しています。
経済全体の資金の流れをつかむ
中央銀行や政府は、M3を見て経済全体にどれだけのお金が流通しているかを把握します。
金融政策の効果を測定
金融政策(例えば金利の引き下げ)が、幅広い経済活動にどう影響しているかを見るための指標です。
地方経済や中小企業の状況を反映
信用金庫や農協の利用状況を含むため、大都市だけでなく地方経済の状況もわかります。
CD(譲渡性預金)
CD(譲渡性預金)**とは、預金者が他の人に譲渡できるタイプの預金です。普通の定期預金と異なり、譲渡性預金は他の人に売買や譲渡が可能で、通常は金利が高めに設定されています。
金融機関が発行する証書で、証券のように取引ができる預金です。
譲渡が可能
CDはその名の通り、譲渡(他の人に移すこと)ができます。
例えば、Aさんが持っているCDをBさんに売ることができます。
これにより、満期を待たなくても他の人に譲渡して現金化できるというメリットがあります。
満期日が設定されている
CDは通常、一定の期間(例えば3ヶ月、6ヶ月、1年)で満期が設定されています。
満期が来ると、元本と利息が支払われます。
高い利率
譲渡性預金は普通の預金よりも金利が高く設定されることが多いです。
これは、預金者が預ける資金を一定期間使用できることに対して、金融機関が利子で報いるためです。
流動性がある
普通の定期預金は途中で解約するとペナルティが課せられることがありますが、CDは譲渡できるため、流動性が高く、必要なときに現金化しやすい特徴があります。
名目金利
名目金利とは、借りたお金に対して支払う金利の割合を示す指標のことで、インフレを考慮しない金利のことです。つまり、実際に支払う金利そのものですが、物価の変動を考慮していません。
インフレを考慮しない
名目金利は、物価上昇(インフレ)を無視して、単純にお金を借りた時に支払う利息の割合を示します。
金融商品の利率としてよく使われる
銀行の定期預金やローンなどの金利は、一般的に名目金利で表されます。
単純でわかりやすい
インフレ率を考慮せず、単純に借入金額に対して何パーセントの利息がかかるかを示します。
実質金利
実質金利とは、名目金利からインフレ率を引いた後の金利で、実際にお金の価値がどれだけ増えたかを示す指標です。つまり、物価の変動(インフレ)を考慮した実際の利息の増加分を意味します。
インフレを考慮した金利
実質金利は、インフレ(物価上昇)を考慮して、借りたお金や預けたお金が実際にどれだけ増えたのかを示します。
実際の購買力の増加を表す
名目金利だけではお金の価値が上がっているか下がっているか分かりませんが、実質金利はインフレを引いた後の純粋な増加分を示します。
実際の利益を反映
実質金利は、インフレの影響を受けた後の実際の利益を反映しているため、物価上昇を考慮した資産運用の成果を測るのに有効です。
投資判断に役立つ
実質金利が高ければ、インフレの影響を受けずにしっかりとお金が増えていることになります。
逆に、実質金利が低ければ、インフレによってお金の価値が実質的に減少していることになります。
フィッシャー方程式
フィッシャー方程式とは、名目金利と実質金利の関係を示す式で、インフレ率を考慮した実際の利息の増加を理解するための重要な理論です。この方程式は、名目金利がどのように実質金利とインフレ率によって影響されるかを示します。
フィッシャー方程式の基本式 1+名目金利=(1+実質金利)×(1+インフレ率)
名目金利≈実質金利+インフレ率
この近似式は、実際の計算でよく使われますが、厳密にはインフレ率が高い場合などは近似式よりも正確な式を使うことが必要です。
フィッシャー方程式の意味
名目金利:インフレを考慮せずに表される金利。
銀行の預金金利やローン金利として提示されるものです。
実質金利:インフレを差し引いた後の金利。
実際に得られる利益を示す金利です。
インフレ率:物価の上昇率。
インフレが高ければ、物価が上昇し、お金の価値が減少します。
フィッシャー方程式は、名目金利が実質金利とインフレ率によってどのように決まるかを示しています。
期待インフレ率
期待インフレ率とは、将来の物価がどれだけ上昇するかについて、経済主体(消費者や企業など)が予想するインフレ率のことです。つまり、未来における物価の上昇率を予測した数値です。
未来の物価上昇を予測
期待インフレ率は、将来の物価がどれくらい上がるかについての予想です。
例えば、今年のインフレ率が3%だとして、来年の物価上昇率がさらに3%と予測される場合、期待インフレ率は3%になります。
消費者や企業の判断に影響
期待インフレ率は、消費者や企業の購買行動や投資判断に大きく影響します。
例えば、インフレ率が高くなることを予測している場合、人々は物価が上がる前に商品を買おうとしたり、企業は価格を上げたりします。
金融政策に関わる
中央銀行は期待インフレ率を注視しており、期待インフレ率が高いと金利を引き上げてインフレを抑制しようとする場合があります。
逆に、期待インフレ率が低すぎると、デフレを防ぐために金利を下げることもあります。
インフレ予測が経済活動に影響
期待インフレ率が高ければ、消費者や企業は物価が上がる前に購入を決めるかもしれません。
これにより、実際の物価上昇を加速させることがあります。
逆に、期待インフレ率が低ければ、消費や投資が抑えられる可能性があります。
金利の設定に影響
銀行が貸出金利を決める際に、期待インフレ率を考慮に入れることがあります。
もし期待インフレ率が高いと予想されると、銀行は金利を高く設定してインフレを抑える方向に進むことがあります。
経済政策の有効性を左右
中央銀行や政府がどれだけインフレをコントロールできるか、という期待も、期待インフレ率に反映されます。
信頼できる政策があると予想されれば、期待インフレ率は安定しやすく、逆に政策が不安定であれば、予測されるインフレ率は高くなることがあります。
直接金融
直接金融とは、企業や政府が金融機関を通さずに、直接投資家から資金を調達する方法です。簡単に言うと、証券(株式や債券)を発行して、投資家に売ることでお金を集めることです。
中介者を介さない
直接金融では、銀行などの金融機関を通さずに、企業や政府が直接投資家から資金を集めます。
例えば、企業が株式を発行したり、社債を発行して、個人や機関投資家に売ることがこれにあたります。
証券の発行
企業や政府は、資金を調達するために株式や債券などの証券を発行します。
この証券は、投資家に売られ、資金が集まります。
リスクの分担
直接金融では、企業が発行した証券を買った投資家がリスクを負います。
例えば、企業が経営不振に陥った場合、株式の価値が下がったり、債券の利払いができなくなったりするリスクがあります。
株式発行(新規株式公開)
企業が新たに株式を発行して、その株を投資家に販売することで、資金を調達する方法です。
これにより、企業は直接投資家からお金を集めることができます。
社債発行
企業や政府が債券(社債)を発行し、投資家に売ることで資金を調達する方法です。
社債を買った投資家は、一定期間後に元本と利息を受け取ります。
国債発行
政府が国債を発行し、国内外の投資家に販売することも直接金融の一例です。
国債を購入した投資家は、政府からの利息支払いを受けることになります。
間接金融
間接金融とは、企業や個人が資金を調達する際に、銀行や金融機関などの中介者を通じて行う方法です。簡単に言うと、銀行が預金者からお金を集めて、それを企業や個人に貸し出すという仕組みです。
預金者から資金を集める
まず、銀行や金融機関が預金者から資金を集めます。
預金者は、銀行にお金を預け、その見返りとして利息を受け取ります。
集めた資金を貸し出す
銀行は集めた資金を、企業や個人に対して貸し出します。
この貸し出しは、企業の設備投資や、個人の住宅ローンなどに使われます。
利息の差
銀行は、預金者に支払う利息よりも高い金利で企業や個人にお金を貸し出します。
この差額(利ざや)が銀行の収益になります。
中介者(銀行)の役割
間接金融では、銀行や金融機関が資金の調達と供給をつなぐ役割を担います。
企業や個人は、直接投資家から資金を調達するのではなく、銀行から借り入れを行います。
リスク分散
銀行は多くの預金者から少しずつお金を集め、その資金を複数の企業や個人に貸し出すため、リスクを分散することができます。
一方、預金者は銀行が貸し出した先のリスクを間接的に負うことになります。
信用評価
銀行は企業や個人にお金を貸す前に、その信用力を評価します。
企業や個人が貸し出しに対して返済できるかどうかを調べ、信用リスクを管理します。
長期金融市場
長期金融市場とは、長期的な資金の貸し借りが行われる金融市場のことです。この市場では、企業や政府が資金を調達するために発行する長期の証券(例:長期債券や株式)が取引されます。
主に資金を長期間にわたって利用する必要のある企業や政府が、投資家から資金を調達するための場です。
資金調達期間が長い
長期金融市場では、資金の貸し借りが数年から数十年にわたる期間で行われます。
例えば、企業が10年や20年の期間で返済する社債を発行することがあります。
証券の種類
主に、企業や政府が発行する長期債券(社債や国債)や、株式が取引されます。
これらの証券は長期間にわたり、利息を支払ったり、配当金を支払ったりします。
主な参加者
長期金融市場には、資金を調達する企業や政府、そしてその資金を投資する機関投資家(年金基金や保険会社)、個人投資家が参加しています。
機関投資家は特に、大規模な資金を運用するため、この市場において重要な役割を果たします。
市場の規模が大きい
長期金融市場は、株式や債券が取引される規模が非常に大きく、世界中の資本市場の中で重要な位置を占めています。
長期国債(政府債券)
政府が発行する債券で、資金を長期間借りるための証券です。
例えば、10年ものや30年ものの国債が一般的です。
国債は、投資家に対して定期的に利息を支払い、償還期日に元本を返済します。
社債(企業債券)
企業が発行する債券で、企業の資金調達手段です。
企業はこの社債を投資家に販売して資金を調達し、後で定期的に利息を支払い、満期が来たら元本を返済します。
社債も、長期間にわたって発行されることが多いです。
株式
株式は企業が発行する所有権の証明で、長期的に資金を調達する手段です。
企業が株式を発行し、投資家が購入することで、企業に資金が提供されます。
株式を購入した投資家は、企業の成長に応じた配当や値上がり益を期待します。
短期金融市場
短期金融市場とは、1年以内の短期間で資金の貸し借りが行われる金融市場のことです。この市場では、主に短期的な資金調達が必要な企業や金融機関と、短期的な資産運用を行いたい投資家が取引を行います。
短期金融市場では、主に短期の債券や証券が取引されます。
資金の貸し借りが短期間
短期金融市場では、資金の貸し借りが1年以内という短期間で行われます。
例えば、1ヶ月や3ヶ月、半年などの期間で取引されることが多いです。
主に金融機関と企業が取引
短期金融市場では、資金を調達するのは主に企業や金融機関で、投資家(特に機関投資家)や他の金融機関が資金を提供します。
流動性が高い
短期金融市場では、取引が頻繁で、流動性が高いため、資金の移動が迅速に行われます。
このため、資金の調達や運用が効率的に行える市場です。
コマーシャルペーパー(CP)
企業が発行する無担保の短期債券で、一般的には30日から270日(約9ヶ月)の期間で発行されます。
企業は、短期的な資金需要を満たすためにコマーシャルペーパーを発行し、投資家はその購入を通じて企業に資金を提供します。
譲渡性預金(CD)
銀行が発行する短期預金証書で、投資家は一定期間(数ヶ月から1年程度)資金を預けることによって利息を得ることができます。
譲渡性預金は、途中で売買できるため、流動性が高いといえます。
国庫短期証券(T-Bills)
政府が発行する短期債券で、通常、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月などの期間で発行されます。
これらは、政府が短期的な資金調達を行うために使われます。
短期融資(レポ取引)
レポ取引(Repurchase Agreement)は、金融機関や企業が短期間で資金を調達する手段の一つです。
通常、1日から数週間の期間で、資産を担保に資金を調達し、期間が終了すると元本と利息を返済します。
インターバンク市場
インターバンク市場(Interbank Market)とは、銀行同士が資金を貸し借りする市場のことです。主に、銀行が他の銀行と短期的に資金をやり取りするために使われる市場で、資金調達のための取引が頻繁に行われます。
インターバンク市場は、金融機関の間での資金の流動性を高める役割を持っており、金融システム全体の安定性を保つために非常に重要な市場です。
銀行間の資金取引
インターバンク市場は、銀行同士が資金の貸し借りを行う場です。具体的には、銀行Aが短期的に資金を調達したいときに、銀行Bに資金を借りるという取引が行われます。
短期的な資金の貸し借り
インターバンク市場での取引は通常、短期間(通常は1日から数週間以内)の資金調達を目的としています。
このため、金利も短期金利が適用されます。
取引の透明性
インターバンク市場での取引は一般に透明性が高いとされていますが、その詳細な取引内容(どの銀行がどれだけの金額を貸し借りしたかなど)は公開されないことが多いです。
金利が市場の指標となる
インターバンク市場で設定される金利(例えば、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)やTIBOR(東京銀行間取引金利))は、他の金融商品や金利の指標として広く利用されます。
オーバーナイト取引(翌日返済取引)
オーバーナイト取引とは、資金の貸し借りが1日単位で行われる取引です。
銀行は、翌営業日に返済されることを前提に資金を貸し借りします。
この取引は最も一般的な取引の一つです。
レポ取引(買い戻し約定取引)
レポ取引は、銀行が短期的に資金を調達するために、国債やその他の証券を担保にして資金を借り入れる取引です。
一定期間後にその証券を再び購入することで、実質的に資金を借りる形になります。
コールローン(呼び出し貸し出し)
コールローンは、銀行同士が非常に短期(通常は1日)で資金を貸し借りする取引です。
金利は市場の需給に基づいて変動し、短期的な資金調達に利用されます。
マネーマーケット取引
インターバンク市場で取引されるマネーマーケット商品(短期国債、コマーシャルペーパー、譲渡性預金など)もあります。
これらの商品は、銀行が余剰資金を短期間で運用したり、資金を調達したりするために使われます。
オープン市場
オープン市場(Open Market)とは、政府や中央銀行が金融市場で自由に取引を行う市場のことを指します。特に、中央銀行が公開市場操作(オープン・マーケット・オペレーション、OMO)を通じて、資金供給量や金利を調整するための活動を行う場所としてよく用いられます。
オープン市場は、経済全体の流動性や金利に大きな影響を与えるため、非常に重要な役割を果たします。
公開市場操作(OMO)
中央銀行が、公開市場(オープン市場)で国債やその他の金融商品を売買することを指します。
この操作を通じて、市場に流通する資金の量を調整し、経済の安定を図ります。
例えば、中央銀行が国債を買うと市場に資金が供給され、逆に国債を売ると市場から資金が回収されます。
自由な取引
オープン市場は、基本的に公開市場であり、政府や中央銀行が市場介入をすることができますが、取引自体は市場の参加者(銀行や金融機関など)間で自由に行われます。
中央銀行の操作が市場に影響を与える形です。
短期金利への影響
オープン市場での取引を通じて、中央銀行は短期金利(例えば、翌日物の金利)をコントロールすることができます。
これにより、経済全体の貸出金利や投資環境に影響を与えることができます。
買いオペ(国債購入)
中央銀行が市場で国債やその他の金融商品を購入する操作です。
これにより、銀行や金融機関に資金が供給され、市場の流動性が高まります。
資金が市場に流入すると、金利が下がり、貸し出しや投資が促進されることになります。
買いオペは、景気刺激策として、経済成長を促す目的で行われます。
売りオペ(国債売却)
中央銀行が国債やその他の金融商品を市場で売却する操作です。
これにより、市場から資金が吸収され、資金供給量が減少します。
売りオペは、金利を引き上げる効果があり、景気の過熱を抑えるために使われます。
売りオペは、インフレ抑制策として、物価の安定を図る目的で行われます。
リバース・レポ取引(逆レポ)
リバース・レポ取引は、中央銀行が一時的に市場から資金を吸収するために使う手段です。
中央銀行は、金融機関に証券を売り、後日その証券を買い戻すことを約束します。
これにより、一時的に資金供給を減らすことができます。
レポ取引(レポ)
レポ取引は、中央銀行が資金供給を行う手段の一つで、金融機関に証券を売り、後日その証券を買い戻すことを約束します。
これにより、市場に短期的な資金を供給します。
コール市場
コール市場とは、金融機関(主に銀行)が非常に短期間(通常は1日、または1週間以内)の資金を貸し借りする市場です。この市場では、銀行同士が資金を貸し借りするため、主に短期金利が決定されます。
コール市場は、金融機関が日々の資金繰りを調整するために利用される重要な市場です。
非常に短期の貸し借り
コール市場での取引は、通常、1日物(オーバーナイト取引)や1週間物のような非常に短期間の資金貸借です。
これにより、銀行は日々の資金の不足を解消したり、余った資金を運用したりできます。
貸し借りの金利(コールレート)
コール市場での貸し借りには、コールレート(Call rate)という金利が適用されます。コールレートは、コール市場で資金を貸す側と借りる側が合意した金利で、短期金利の一つとして広く使われます。
コールレートが上昇すると、金融機関の資金調達が高くつき、金利が下がると調達コストが低くなります。
資金の調達手段
銀行が、日々の資金繰りの調整や、突発的な資金不足を解消するために、コール市場を利用して、短期間で資金を調達します。
逆に、余剰資金を運用したい銀行も、コール市場を通じて資金を貸し出すことができます。
市場参加者
コール市場の主な参加者は、商業銀行や信託銀行、中央銀行などの金融機関です。
これらの金融機関は、余剰資金を貸し出したり、短期間の資金を調達したりするためにコール市場を利用します。
資金の貸し借り
銀行Aが、翌営業日のために資金を調達したい場合、銀行Bから短期で資金を借りることができます。
この取引は、通常、1日物や数日物で行われます。
金利の決定
銀行Aと銀行Bが合意した金利が、コールレートとして市場に反映されます。
この金利は、コール市場で取引される資金のコストを示し、金融機関の調達コストに直接影響を与えます。
資金の返済
取引の期限が来ると、銀行Aは借りた資金を銀行Bに返済します。
この返済が、コール市場での取引の終了となります。
手形市場
手形市場とは、手形(てがた)を取引する市場のことです。手形は、一定の期日までに支払いを約束した約束手形や、商品やサービスの代金を支払うために発行される商業手形などの金融商品です。
手形市場では、これらの手形が買い手と売り手の間で取引されます。
手形市場は、企業の資金調達手段や短期資金運用の一環として活用されることが多いです。
手形市場での取引は、企業が手形を売買することで、短期的な資金の流動性を高める役割を果たします。
手形の種類
約束手形(手形):支払いを約束する証書で、一定期日までに指定の金額を支払うことを約束するもの。
商業手形:商品取引などで、代金の支払いを手形で行うために使われるもの。
割引手形:発行された手形を期日前に市場で売却し、現金を得るための取引が行われることもあります。
割引率(利率)に基づいて手形の価格が決まります。
取引の期間
手形市場は、短期金融市場に位置付けられ、取引される手形の多くは、数ヶ月以内の短期間のものであることが一般的です。
これにより、企業は必要な時に短期的な資金を調達することができます。
市場参加者
主な参加者は、企業や銀行、証券会社などの金融機関です。企業は手形を発行して資金を調達し、銀行は手形を売買したり、割引したりします。
取引の流れ
手形の発行:企業が手形を発行し、受け取った相手がその手形を使用する形です。
手形の割引:銀行などの金融機関は、手形を期日前に現金化するために割引を行います。
割引率(利率)を引いた額で現金を手に入れることができます。
利便性
手形市場では、企業が短期的な資金調達を簡単に行うことができ、金融機関は割引手形を買って利ざやを得ることができます。
また、手形市場は、企業間での信用取引を促進する役割も果たします。
短資会社
短資会社(たんしがいしゃ)とは、短期資金の貸し借りを行うことを主な業務とする金融機関の一つです。特に、短期間(通常は1日から数ヶ月)の資金調達を専門に扱い、銀行や企業などが必要な資金を短期で貸し借りする市場をサポートします。
短資会社の特徴
短期資金取引の専門業者
短資会社は、主に短期金融市場での資金の貸し借りに関与します。
具体的には、コール市場や手形市場、国債の短期運用など、短期間で資金を調達したい企業や金融機関に対して、資金供給を行います。
資金の仲介業務
短資会社は、資金の貸し手と借り手の仲介をすることが多いです。
例えば、企業が急に資金が必要になった場合、短資会社がその資金を調達し、企業に提供します。
また、余剰資金を持っている企業や金融機関から資金を集め、それを他の企業や金融機関に貸し出します。
短期貸付や資金運用
短資会社は、短期貸付を行うほか、余剰資金を運用するために短期金融商品(例えば、短期国債や手形)を購入することもあります。
これにより、短資会社は短期的に利益を得ることができます。
資金調達の円滑化
企業や金融機関は、短期的な資金調達を迅速に行いたいことが多いため、短資会社がその調達を手助けします。
これにより、企業は日々の資金繰りを円滑に行うことができ、金融機関も市場での流動性を確保することができます。
市場の流動性向上
短資会社が市場で資金の調達と供給を仲介することにより、金融市場全体の流動性が向上します。
特に、コール市場や手形市場のような短期金融市場において、資金が円滑に流れるようになります。
金利の安定
短資会社は、資金供給者と資金需要者の間で適切な金利を設定することで、短期金利の安定にも貢献します。
金利の変動を抑える役割も果たします。
信託銀行
信託銀行とは、信託業務を専門に行う銀行のことです。信託業務とは、顧客(委託者)の資産を管理・運用し、指定された目的に従ってその資産を取り扱う業務を指します。
信託銀行は、預金業務や融資業務を行う通常の銀行とは異なり、信託契約に基づいて顧客の資産を管理・運用することが主な業務です。
信託銀行の主な業務
信託業務
顧客から預かった資産を、管理・運用・分配する業務です。
例えば、遺産相続の際に相続人のために遺産を管理したり、企業が従業員の福利厚生のために資産を運用する場合などに利用されます。
資産管理業務
個人や法人のお金や財産を、信託銀行が管理し、運用する業務です。
特に高額の資産を持つ顧客が、資産の運用や相続の管理を信託銀行に委託することが多いです。
遺言信託・相続信託
信託銀行は、遺言信託や相続信託を提供しています。
遺言信託では、顧客の遺言に基づいて、相続が円滑に行われるように遺産の管理を行います。
相続信託では、遺産相続後の資産を管理・運用し、遺族に適切に分配する役割を担います。
年金信託
企業や団体が従業員のために年金資産を積み立て、運用するための信託業務です。
信託銀行は、企業年金の運用や管理を担当し、従業員に安定した年金を支給するための資産運用を行います。
投資信託の販売
信託銀行は、投資信託(他の投資家から集めた資金を運用する金融商品)を販売することもあります。
投資信託を通じて顧客の資産を運用する業務を行います。
不動産信託
不動産を信託財産として預かり、管理・運用する業務です。信託銀行は不動産の管理や賃貸運営、売却などを行います。
信託銀行の役割
資産管理と運用
信託銀行は、個人や企業の資産を専門的に管理・運用します。
資産の運用は、投資信託や年金信託など、さまざまな形態で行われます。
顧客のニーズに応じた運用方針を策定し、適切に管理することが求められます。
遺産管理と相続支援
相続が発生すると、遺産の管理や分配が複雑になることがあります。
信託銀行は、遺言信託や相続信託を通じて、相続手続きをサポートし、遺産を円滑に分配します。
遺族や相続人への資産管理の負担を軽減し、円満な相続を実現します。
信託契約の履行
信託銀行は、顧客(委託者)の指示に基づいて信託契約を履行します。
信託契約は、資産の管理や運用について明確な指示が記載されており、銀行はその契約に基づいて顧客の利益を最大化するよう努力します。
投資家向けの金融サービス提供
信託銀行は、投資家に対して、資産運用や投資信託などの金融サービスを提供します。
個人や法人が資産を効率的に運用できるように、投資先の選定や運用戦略をサポートします。
信託銀行
レポ市場(レポしじょう)とは、金融市場の一つで、レポ取引(レポ取引:Repurchase Agreement)が行われる市場のことです。レポ取引は、短期的な資金調達や運用を目的とした取引で、特に金融機関や投資家が活用します。
レポ取引では、ある資産(通常は国債や社債など)を売却し、後日再購入する約束をすることで、短期間の資金の貸し借りを行います。
資産の売却:
取引の第一段階として、資産(例:国債や社債など)を売却します。この時、売却金額は市場の取引価格に基づいて決まります。
後日再購入の約束:
取引の第二段階として、一定の期間後に、その資産を元の売却者が再購入する約束をします。
再購入の際の価格は、最初に売却した価格よりも少し高く設定されており、その差額が金利に相当します。
短期資金調達
レポ市場は、短期間(通常は1日から数週間)の資金調達を目的とするため、短期金融市場における重要な資金調達手段となります。
特に、金融機関や政府などが活用します。
高い流動性
レポ取引は、国債や社債などの安全性が高い資産を担保にしているため、取引が非常に流動的であり、低リスクで行われます。
そのため、レポ市場は、資金の供給と需要が活発に行われる市場です。
低金利
レポ取引は、担保となる資産(例:国債)が非常に安全とみなされているため、通常の融資よりも金利が低く設定されることが多いです。
これにより、資金調達側のコストが低く、金融機関や企業にとって有利な手段となります。
リポと逆レポ
リポ(レポ)取引と逆レポ取引の2種類があります。
リポは資産を売却し、後日再購入する取引です。
一方、逆レポは、資産を購入し、後日再売却する約束をする取引で、これは資金供給側が行う取引です。
レポ市場
レポ市場(レポしじょう)とは、レポ取引(Repurchase Agreement)が行われる市場のことです。レポ取引は、短期間の資金調達と運用を目的とした取引で、主に金融機関や投資家が利用します。
この取引では、金融資産(例えば国債や社債)を一時的に売却し、後日その資産を再購入するという契約を交わします。
資産の売却:
まず、資産(例えば、国債など)を売却します。この時、売却価格が決まります。
再購入の約束:
次に、資産を一定期間後に再購入する約束をします。
この再購入時の価格は、売却価格よりも少し高い価格に設定され、差額が金利に相当します。
短期資金調達
レポ市場は、**短期間(1日~数週間)**の資金調達を目的とした市場であり、特に金融機関や投資家が利用します。
資金を迅速に調達したい時に活用されます。
流動性の確保
レポ取引は、主に国債や社債といった安全性の高い資産を担保にするため、取引が非常に流動的であり、低リスクで実行されます。
低金利
レポ取引は、担保となる資産が安全であるため、金利が低く設定されることが多いです。
これにより、資金調達側のコストが低く抑えられます。
リポ(レポ)取引と逆レポ取引
リポ取引は、資産を売却して後日再購入する取引です。一方、逆レポ取引は、資産を購入し後日再売却する取引です。
逆レポは資金供給側(通常、中央銀行や金融機関)が行います。
CD市場
CD市場とは、譲渡性預金(CD: Certificate of Deposit)に関連する金融市場のことです。譲渡性預金は、銀行が発行する定期預金の一種で、一定の期間が満了すると元本と利息が支払われます。
一般的な定期預金と異なる点は、譲渡性があり、第三者に売買(譲渡)できる点です。
これにより、譲渡性預金は流動性を持つ金融商品として市場で取引されます。
譲渡性預金(CD)の仕組み
譲渡性預金(CD)は、銀行にお金を預ける代わりに、証書を受け取る形態の預金です。
預け入れ金額
預金期間(例えば、1年、6ヶ月など)
利率(預金に対する利息)
満期日(元本と利息が支払われる日)
金融機関
銀行や信用金庫などは、CDを発行して資金を調達します。
また、CD市場で買い手となることもあります。
機関投資家
投資信託や年金基金、保険会社などの機関投資家は、CD市場で資金を運用することが多いです。
特に、安定的な利息収入を求める機関投資家にとっては、CDは魅力的な商品となります。
個人投資家
一部の個人投資家もCDを購入して、利息収入を得るために市場に参加することがありますが、譲渡性預金は主に機関投資家や金融機関によって取引されることが多いです。
TDB市場
DB市場(TDBしじょう)とは、譲渡性定期預金(TDB: Time Deposit with a Certificate of Deposit)に関連する市場のことを指します。TDBは、特に日本においては、定期預金の一種であり、通常の定期預金と異なり、譲渡性(売買可能)を持っています。
このため、TDB市場では、金融機関が発行した譲渡性定期預金が取引されることになります。
譲渡性定期預金(TDB)は、定期預金の形態であり、一定期間、預金を預けていることで利息を得ることができます。
しかし、譲渡性があるため、預金者はその定期預金を他者に売却することが可能です。
これにより、預金者は満期前に現金化することができ、流動性を持つ定期預金として利用されます。
通常、定期預金は満期日までお金を引き出せませんが、TDBの場合はその預金証書を市場で売買できるため、必要なときに現金化することが可能です。
TDB市場での取引
TDB市場では、金融機関が発行する譲渡性定期預金(TDB)を、主に機関投資家や金融機関が売買します。
譲渡性定期預金の売買: TDBは譲渡可能な証書であり、売買が可能です。
これにより、預金者は定期預金の満期を待たずして現金化することができます。
流動性: 通常の定期預金では流動性が低いため、満期日まで引き出せませんが、TDBは売買が可能であり、流動性が高くなります。
TDB市場の特徴
譲渡性: TDBは譲渡可能な定期預金で、購入者は満期前に他の市場参加者に譲渡することができます。
これにより、資金が必要なときに現金化することが可能です。
金利: TDBは通常、金利が定期預金に比べて高めに設定されています。
これは、譲渡性があり市場で売買されるため、利回りを魅力的に保つ必要があるためです。
期間: TDBの期間は通常、数ヶ月から数年にわたるものまでさまざまです。
期間が長いほど金利が高くなる傾向があります。
市場参加者: 主に金融機関や機関投資家(年金基金や保険会社など)がTDB市場で取引を行います。
個人投資家が参加することは少なく、主に大口の取引が行われます。
CP市場
CP市場(Commercial Paper Market)とは、コマーシャルペーパー(CP)と呼ばれる短期の無担保債務証書を発行して資金調達を行う市場のことです。企業が、短期間の資金を調達するために発行する証券がコマーシャルペーパー(CP)です。
コマーシャルペーパー(CP)は、企業が資金を調達するために発行する短期的な無担保の借用証書です。
通常、数日から数ヶ月の期間で発行され、満期が到来した際にその元本が返済されます。
CPは、利息が付かないことが多く、発行時に割引価格で販売されることで投資家に利回りを提供します。
例えば、企業が1000万円分のCPを発行するとき、1000万円よりも低い価格で投資家に販売し、満期日に額面通りの1000万円を返済する形になります。
この差額が利息に相当します。
短期性: CPは通常、1日から1年以内の短期間で発行されます。
企業が短期間で資金を調達する手段として利用されるため、長期の投資家にとっては適切な選択肢です。
無担保: CPは無担保で発行されるため、企業が信用力に基づいて投資家に対して販売されます。
信用格付けが高い企業ほど低い金利でCPを発行できます。
割引発行:CPは通常、額面割引で発行されます。
つまり、1000万円のCPを800万円で発行し、満期日には1000万円を支払うという形で利息が支払われます。
発行者:CPは主に信用力のある企業が発行します。
金融機関や大企業が多く利用し、信用力の低い企業は発行しにくいです。
流動性:CPは市場で取引されることもあり、投資家が満期前に売却することができます。
したがって、流動性が確保されていますが、売却時の価格は市場金利や企業の信用状態に影響されます。
債権レポ市場
債権レポ市場(せいけんレポしじょう)は、レポ取引(Repurchase Agreement)を通じて、債券などの証券を短期的に貸し借りする市場です。レポ取引は、証券の売買を行い、その後に売却した証券を再び購入する契約です。
この取引は、主に金融機関や機関投資家が参加する市場で利用されます。
レポ取引は、ある証券(例えば、債券)を売却し、その証券を将来の指定日(通常は数日から数週間後)に再度購入することを約束する取引です。
取引の構造としては、売り手が証券を一時的に売り、買い手がその証券を一時的に購入する形になります。
売り手(証券を保有している金融機関など)は、一定の期間、証券を売り手に提供します。
買い手(投資家など)は、その証券を購入し、売り手に対して現金を支払います。
再購入契約:指定された期間が経過すると、売り手は証券を再購入することを約束します。
再購入の際には、元本(売却時の価格)とともに、利息(レポ金利)が支払われます。
短期資金調達: 売り手は、証券を担保に現金を調達するため、レポ取引を通じて短期間で資金調達が可能です。
多くの場合、期間は1日から数週間程度です。
レポ金利:レポ取引には、証券を再購入する際の価格差(利息)があります。
この利息がレポ金利と呼ばれます。
レポ金利は市場の金利や証券の種類によって異なり、通常は短期金利の指標となります。
低リスク:レポ取引は証券が担保として提供されるため、通常は非常に低リスクです。
もし、売り手が再購入しなかった場合でも、買い手は担保として受け取った証券を処分できるため、リスクが抑えられます。
流動性の向上:売り手は証券を担保に現金を調達するため、証券を持っているだけでは得られない流動性を手に入れることができます。
金融機関による取引:債権レポ市場では、主に金融機関や機関投資家が取引を行います。
一般的に、個人投資家が直接参加することは少ないです。
国庫短期証券
国庫短期証券(こっこたんきしょうけん)は、政府(日本の場合は財務省)が発行する、短期間の証券で、主に短期資金調達を目的とした債券です。とっては魅力的です。主に1年以内の短期で満期が設定されており、利子がつかないことが多く、割引債として発行されることが一般的です。とっては魅力的です。
国庫短期証券の基本的な特徴
発行者:発行元は、日本政府や財務省です。
政府が発行するため、非常に信用リスクが低いとされています。
期間:1年以内の非常に短期間の証券で、一般的には3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の期間で発行されます。
利子なしの割引債:通常、国庫短期証券は利子がつかず、発行時に額面よりも割引価格で売られ、満期時に額面金額が返済されます。
この差額が実質的な利息に相当します。
例えば、100万円の国庫短期証券を95万円で購入し、満期に100万円が返済される形です。この差額の5万円が利息の代わりです。
無担保:国庫短期証券は、政府が発行するものであり、無担保です。
つまり、物理的な担保はありませんが、政府の信用に基づいています。
発行方法:国庫短期証券は通常、公開入札や非公開入札で販売され、金融機関や機関投資家などが主な購入者となります。
国庫短期証券の主な特徴
日本政府が発行するため、信用リスクが極めて低いとされ、非常に安全な投資商品です。
政府が返済できなくなるリスクは非常に低いと考えられています。
短期の資金運用:投資家にとって、短期的に運用するための便利な手段となります。
特に、機関投資家や金融機関が短期的な余剰資金を運用するために利用します。
流動性:国庫短期証券は、非常に高い流動性を持ちます。
発行後、二次市場(証券取引所など)で売買されることもあります。
つまり、満期前に売却して現金化することも可能です。
金利変動に影響されにくい:通常、利率が固定されており、満期までの間に金利が変動しても、売買価格にはあまり影響がありません。
特に、金利が低い時期に安定した運用を求める投資家にとっては魅力的です。
証券外務員 講座一覧
#1 証券外務員 無料講座 <経済>
episode 1
まずGDPについてですが、GDPは国内総生産のこととなっていまして、よくニュースなどでも聞かれたことがあるのではないかと思います。このGDP 国内総生産は、国内において、一定期間内に産出された財やサービスの総額となっていまして、一国の景気を大まかにとらえるための代表的な経済指数…
Youtube #1 証券外務員 無料講座 <経済> episode1
#2 証券外務員 無料講座 <金融>
episode 2
まず、通貨の役割ですが、通貨には 価値 交換 貯蔵 の3つの役割があります。身近すぎてピンとこないかもしれませんが、「価値」については、物の価値やサービスを、数値的に示すことが可能となっていまして、例えば りんご1個 100円、ジュース 1本 150円など、物の価値を100円や150円と…
You tube #2 証券外務員 無料講座 <金融> episode2
#3 証券外務員 無料講座 <財政>
episode 3
まず、国の財政につきまして、財政の元になる予算から解説させて頂きます。ニュースなどで、国会で予算が成立したと聞かれたことがあると思うのですが、まず予算の作成は内閣が行い、内閣が国会へ予算を提出します。内閣といいましたが、実際は予算案の編成は財務大臣が行っています。国会に…
You tube #3 証券外務員 無料講座 <財政> episode3
#4 証券外務員 無料講座 <証券市場>
episode 4
まずは復習になるのですが、金融には直接金融と間接金融の2種類の資金調達方法があります。まず私たちに馴染み深い「間接金融」ですが、私たちが銀行へお金を預け、その預けたお金を使って、銀行が企業に貸し出しを行います。企業は銀行などの金融機関を…
You tube #4 証券外務員 無料講座 <証券市場> episode4
#5 証券外務員 無料講座 <株式業務>
episode 5
まず取引の種類ですが、株式には上場株式と非上場株式の2種類があります。まず上側の上場株式は、一般的に証券取引所に上場されている株式のことでして、こちらがスタンダードな取引となっています。もう一方の非上場株式は、証券取引所に上場していない株式のこと…
You tube #5 証券外務員 無料講座 <株式業務> episode5
#6 証券外務員 無料講座 <株式の売買>
episode 6
まず株式の売買には決済日の違いによる区分信用供与の有無による区分売買立会市場による区分の3つの区分があります。まず決済日の違いによる区分ですが、これはいつ証券と現金の受け渡しを行うかの違いとなっていまして、決済日の違いによる区分は、普通取引と当日決済取引の…
You tube #6 証券外務員 無料講座 <株式の売買> episode6
#7 証券外務員 無料講座 <株式の取引>
episode 7
まず外国株式の取引ですが、外国株式は為替の違いや、国によるルールの違いなどがありますので、まずは顧客に外国証券取引口座に関する約款を交付して、取引に関する権利義務関係を明確にします。また外国株式の取引を行うためには、あらかじめ 外国証券取引口座を開設する…
You tube #7 証券外務員 無料講座 <株式の取引> episode7
#8 証券外務員 無料講座 <投資計算>
episode 8
まず配当利回りですが、これは何となくイメージが出来るのではないかと思うのですが、配当利回りとは、株価に対する年間配当金の割合でして、1株あたりの年間配当金…
You tube #8 証券外務員 無料講座 <投資計算> episode8
#9 証券外務員 無料講座 <債券>
episode 9
まず債券についてですが、債券は三大投資と言われる株式・債券・投資信託の内の1つでして、その三大投資の内、最も安全性の高い投資商品と言われています。少し語弊はありますが、分かりやすいように説明させて頂きますと、安全性は債券が最も高く、次に投資信託…
You tube #9 証券外務員 無料講座 <債券> episode9
#10 証券外務員 無料講座 <債券市場>
episode 10
まず債券市場につきまして、前回の動画では、この絵のように簡単に解説させて頂いたのですが、今回はもう少し詳しく解説させて頂きます。まず債券市場には、株式市場の際にも同じ図を出して解説させて頂いたのですが、債券も株式と同じように、発行市場と流通市場…
You tube #10 証券外務員 無料講座 <債券市場> episode10
#11 証券外務員 無料講座 <債券計算①>
episode 11
まず債券の条件につきまして解説させて頂くのですが、以前の債券は図のように証書を紙で発行していたのですが、2003年からのペーパーレス化によって、現在は証書を紙で発行することはなくなりましたので、イメージとして見て頂きたいのですが、まず債券には額面や利率…
You tube #11 証券外務員 無料講座 <債券計算①> episode11
#12 証券外務員 無料講座 <債券計算②>
episode 12
まずはじめに単価計算について解説させて頂くのですが、前回の解説では債券の価格や利率から利回りを計算していたのですが、単価計算はその逆で 債券の価格を利率や利回りから逆算する計算となっています。また計算式としては、このような計算式があるのですが、計算式を…
You tube #12 証券外務員 無料講座 <債券計算②> episode12
#13 証券外務員 無料講座 <債券相場>
episode 13
まず変動要因につきまして解説させて頂くのですが、株価が変動するように債権価格も変動しまして、その変動する要因には金融政策に伴う金利変動一般景気動向為替相場信用力の4つがあります。まず金融政策につきましては、episode3の「財政について」で解説させて頂きましたので…
You tube #13 証券外務員 無料講座 <債券相場> episode13
#14 証券外務員 無料講座 <債券の売買手法>
episode 14
まず売切りと買切りですが、これは単純に、債権を売ることを売切りといい、債権を買うことを買切りと言いまして、単純に債権売買のこととなっていまして、債権売買の場合は、売切り、買切りと言うと覚えて下さい。次に入替売買について解説させて頂くのですが…
You tube #14 証券外務員 無料講座 <債券の売買手法> episode14
#15 証券外務員 無料講座 <転換社債型新株予約権付社債>
episode 15
まず転換社債型新株予約権付社債について解説させて頂くのですが、転換社債型新株予約権付社債は、簡単に言ってしまいますと、ある条件下で株式に変更が出来る社債のこととなっていまして、非常に長い名称のため、理解しやすいように、赤色のスラッシュ部分で区切って考えますと…
You tube #15 証券外務員 無料講座 <転換社債型新株予約権付社債> episode15
#16 証券外務員 無料講座 <投資信託>
episode 16
まず投資信託について解説させて頂くのですが、投資信託は、三大投資と言われる株式・債券・投資信託の内の1つでして、少し語弊はありますが…
You tube #16 証券外務員 無料講座 <投資信託> episode16
#17 証券外務員 無料講座 <委託者指図型投資信託>
episode 17
まず前回の動画でも解説させて頂いたのですが、委託者指図型投資信託と委託者非指図型投資信託は、上側の契約型投資信託の一部でして、まず委託者指図型投資信託…
You tube #17 証券外務員 無料講座 <委託者指図型投資信託> episode17
#18 証券外務員 無料講座 <投資信託の運用方法>
episode 18
まずインデックス運用とアクティブ運用について解説させて頂くのですが、インデックス運用とアクティブ運用とは、投資信託…
You tube #18 証券外務員 無料講座 <投資信託の運用方法> episode18
#19 証券外務員 無料講座 <投資信託の処理と種類>
episode 19
まず投資信託の決算について解説させて頂くのですが、決算と聞くと、会社の決算を思い浮かべる方が多いのではないかと思いますが、まさにその通りとなっていまして、投資信託の決算も会社の決算と同じで、資産・負債を計算して財産内容や財務状況…
You tube #19 証券外務員 無料講座 <投資信託の処理と種類> episode19
#20 証券外務員 無料講座 <投資法人>
episode 20
まず復習になるのですが、以前の解説動画の投資信託の大分類にて解説させて頂いたのですが、まず投資信託は、大きく2つに分けて契約型投資信託と、会社型投資信託の2つに分類できます。ほとんどの投資信託は、上側の契約型投資信託に分類…
You tube #20 証券外務員 無料講座 <投資法人> episode20
#21 証券外務員 無料講座 <証券税制①>
episode 21
まず所得税とは、1度は聞かれたことがあると思うのですが、所得税とは1/1から12/31までの1年間で、会社からもらう給料や、自分で商売をして稼いだお金などにかかる税金のこと、となっていまして、簡単に言いますと、稼いだお金にかかる国の税金のこと…
You tube #21 証券外務員 無料講座 <証券税制①> episode21
#22 証券外務員 無料講座 <証券税制②>
episode 22
まず利子所得につきましてが、以前の証券税制①の解説動画でも少し解説させて頂いたのですが、所得を性質の似ているものでグループ分けした場合、10種類に分類されまして、その中の1つに利子所得があります。利子所得は…
You tube #22 証券外務員 無料講座 <証券税制②> episode22
#23 証券外務員 無料講座 <証券税制③>
episode 23
まず復習になるのですが、所得につきましては、色々な所得があるのですが、その中で性質の似ているものをグループ分けした場合、10種類に分類されまして、その10種類につきましてが、利子所得・配当所得・不動産所得・事業所得・給与所得…
You tube #23 証券外務員 無料講座 <証券税制③> episode23
#24 証券外務員 無料講座 <会社法>
episode 24
まず大枠として、会社の種類について解説させて頂くのですが、会社は大きく分けて、株式会社、合名会社、合資会社、合同会社の4つに分類されています。まず皆さんもご存じの株式会社に…
You tube #24 証券外務員 無料講座 <会社法> episode24
#25 証券外務員 無料講座 <株式>
episode 25
まず単元株制度について解説させて頂くのですが、単元株制度は、一定株数を1単元とし、1単元の株式について議決権の行使を認め、1単元未満の株式(単元未満株式)については、議決権の行使などを認めない制度…
You tube #25 証券外務員 無料講座 <株式> episode25
#26 証券外務員 無料講座 <株主>
episode 26
まず株式の譲渡について解説させて頂くのですが、株主にとって、投資の回収は株式の譲渡のみとなっていますので、株式には強い譲渡性が必要になるのですが、一方、会社側としては、敵対的TOBなどの買収の観点…
You tube #26 証券外務員 無料講座 <株主> episode26
#27 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関①>
episode 27
まずは全体像について解説させて頂くのですが、株式会社の全体像は簡単にいいますと、この絵のような仕組みになっていまして、まず株主が資金を出資して、その資金を元に株式会社を立ち上げるのですが、株主はあくまで…
You tube #27 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関①> episode27
#28 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関②>
episode 28
まず前回の動画で解説させて頂きました全体像ですが、まず株式会社に必ず必要になるのは、株主総会と取締役の2つだけでして、今回の監査役は任意の設置機関になるのですが、監査役は株主総会で選任され…
You tube #28 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関②> episode28
#29 証券外務員 無料講座 <会社の計算・組織再編>
episode 29
まず計算書類について解説させて頂くのですが、会社法で定められている株式会社に必要な計算書類は、貸借対照表と損益計算書と株主資本等変動計算書と個別注記表の4つがあり、その中でも貸借対照表と損益計算書がとても重要…
You tube #29 証券外務員 無料講座 <会社の計算・組織再編> episode29
#30 証券外務員 無料講座 <財務諸表>
episode 30
まず財務諸表とは、上場企業などに作成が義務付けられている書類で、企業の財政状態や経営成績を表す資料になっていまして、貸借対照表や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、株主資本等変動計算書、附属明細表などがあるのですが…
You tube #30 証券外務員 無料講座 <財務諸表> episode30
#31 証券外務員 無料講座 <企業分析①>
episode 31
まず連結財務諸表について解説させて頂くのですが、大会社の場合、子会社を多く保有している会社が多く、私は楽天証券で株取引を行うことが多いのですが、楽天グループの場合、子会社に楽天証券や楽天銀行や…
You tube #31 証券外務員 無料講座 <企業分析①> episode31
#32 証券外務員 無料講座 <企業分析②>
episode 32
まず企業分析には収益性分析安全性分析資本効率性分析成長性分析損益分岐点分析などの分析方法がありまして、それぞれ順番に解説させて頂くのですが、本日はその中の1つ目、収益性分析について解説させて頂きます。収益性分析…
You tube #32 証券外務員 無料講座 <企業分析②> episode32
#33 証券外務員 無料講座 <企業分析の③>
episode 33
まず前回の復習なのですが、企業分析には収益性分析安全性分析資本効率性分析成長性分析損益分岐点分析などの分析方法がありまして、前回は収益性分析について解説させて頂いたのですが、本日は2つ目の安全性分析…
You tube #33 証券外務員 無料講座 <企業分析の③> episode33
#34 証券外務員 無料講座 <企業分析④>
episode 34
まずは前回の復習からなのですが、企業分析には収益性分析安全性分析資本効率性分析成長性分析損益分岐点分析などの分析方法がありまして、前回は2番目の安全性分析について解説させて頂いたのですが、本日は最後3つの…
You tube #34 証券外務員 無料講座 <企業分析④> episode34
#35 証券外務員 無料講座 <金融商品取引法>
episode 35
まず金商法とも略される金融商品取引法の目的は何かといいますと、金商法の第1条にてこのように定義されていまして、長いので全ては読まないのですが、ポイントをかいつまんで説明させて頂きます…
You tube #35 証券外務員 無料講座 <金融商品取引法> episode35
#36 証券外務員 無料講座 <金融商品取引業>
episode 36
まず金融商品取引業は、第一種金融商品取引業と第二種金融商品取引業と投資助言・代理業と投資運用業の4つに分類されていまして、それぞれ1つずつ解説させて頂きます。まず1つ目の第一種金融商品取引業とは、株式や債券や投資信託…
You tube #36 証券外務員 無料講座 <金融商品取引業> episode36
#37 証券外務員 無料講座 <行為規制①>
episode 37
まず行為規制とは何かと言いますと、規制が制限されていることになりますので、制限されている行為、行いとなりまして、金融商品取引業として制限されている行為のことになっています。また金融商品取引業の行為規制…
You tube #37 証券外務員 無料講座 <行為規制①> episode37
#38 証券外務員 無料講座 <行為規制②>
episode 38
まず前回の動画でも説明させて頂きました金融商品取引業の行為規制には10個の一般的義務がありまして、前回の動画では…
You tube #38 証券外務員 無料講座 <行為規制②> episode38
#39 証券外務員 無料講座 <市場阻害行為の規制>
episode 39
もしテキストをお持ちの場合には、市場阻害行為の規制は、多くの規制が記載されていると思うのですが、…
You tube #39 証券外務員 無料講座 <市場阻害行為の規制> episode39
#40 証券外務員 無料講座 <ディスクロージャー制度>
episode 40
まず英語のディスクロージャーとは、日本語で開示や情報開示という意味がありまして、ディスクロージャー制度を日本語に…
You tube #40 証券外務員 無料講座 <ディスクロージャー制度> episode40
#41 証券外務員 無料講座 <金融商品に関する法律>
episode 41
まず1つ目の金融サービス提供法につきましては、正式名称は金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律という長い名称となっていまして、以前は金融…
You tube #41 証券外務員 無料講座 <金融商品に関する法律> episode41
#42 証券外務員 無料講座 <付随業務>
episode 42
まず付随業務とは何かと言いますと、金融商品取引などの証券外務員が行う本来の業務に関連して付随的に発生する業務のこととなっていまして少し分かりにくいのですが、イメージとしましては、顧客への株式の販売などは現在…
You tube #42 証券外務員 無料講座 <付随業務> episode42
#43 証券外務員 無料講座 <取引所定款>
episode 43
まず各証券取引所につきましては、エピソード4の証券市場の項目でも解説させて頂いた内容となりまして、復習になるのですが、証券取引所は日本全国に4か所…
You tube #43 証券外務員 無料講座 <取引所定款> episode43
#44 証券外務員 無料講座 <売買立会>
episode 44
まず売買の原則につきまして解説させて頂くのですが、こちらはエピソード6の株式の売買の項目でも解説させて頂いた内容で、復習の意味も兼ねて解説させて…
You tube #44 証券外務員 無料講座 <売買立会> episode44
#45 証券外務員 無料講座 <取引所諸規則>
episode 45
まず呼値の値幅制限につきましては、価格の急激で、かつ大幅な変動は、投資者に投資判断を誤らせ、不測の損害を与えるおそれがあるため1日の価格の変動幅を…
You tube #45 証券外務員 無料講座 <取引所諸規則> episode45
#46 証券外務員 無料講座 <協会定款・諸規則>
episode 46
前回までは取引所定款や諸規則などを解説させて頂き、取引所とは東京証券取引所などの取引所の決まりなどにつきまして解説させて頂いたのですが…
You tube #46 証券外務員 無料講座 <協会定款・諸規則> episode46
#47 証券外務員 無料講座 <従業員に関する規則>
episode 47
もしテキストをお持ちの方でしたら、従業員の禁止事項につきましては多くの内容が記載されていると思うのですが、その中でも試験に出題されやすい禁止事項をピックアップして解説…
You tube #47 証券外務員 無料講座 <従業員に関する規則> episode47
#48 証券外務員 無料講座 <外務員の資格・登録>
episode 48
まず復習になるのですが、そもそも証券外務員とも言われます外務員につきましては何かと言いますと金融商品取引業務を行う者となっているのですが、この金融商品取引業務…
You tube #48 証券外務員 無料講座 <外務員の資格・登録> episode48
#49 証券外務員 無料講座 <その他諸規則>
episode 49
まずは店頭有価証券につきまして復習させて頂くのですが、まず取引の種類は大きく分けて、上場株式と非上場株式の2種類があります。まず上側の上場株式は、一般的に証券取引所に上場されている株式…
You tube #49 証券外務員 無料講座 <その他諸規則> episode49
#50 証券外務員 無料講座 <セールス業務>
episode 50
まずコンプライアンスとは、聞かれた方も多いのではないかと思われるのですが、コンプライアンスとは、企業や個人が法律や規則、社会的なルールや倫理基準を守ることという意味になっていまして、証券外務員に…
You tube #50 証券外務員 無料講座 <セールス業務> episode50
証券外務員 問題一覧
#1-2 証券外務員 無料講座 <経済の問題>
episode 1-2
まず1問目「実質GDP」には、物価変動に伴う影響が含まれるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×ですね。実質GDPは名目GDPから物価変動による影響を取り除いた数値となっていまして…
Youtube #1-2 証券外務員 無料講座 <経済の問題> episode1-2
#2-2 証券外務員 無料講座 <金融の問題>
episode 2-2
まず1問目通貨には価値・交換・貯蔵の3つの機能があるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇です。通貨には価値・交換・貯蔵の3つの機能があり、価値尺度は…
You tube #2-2 証券外務員 無料講座 <金融の問題> episode2-2
#3-2 証券外務員 無料講座 <財政の問題>
episode 3-2
まず1問目予算の作成・国会への提出は内閣が行っているが、実際に予算案の編成を行っているのは財務大臣であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇です。予算の作成は…
You tube #3-2 証券外務員 無料講座 <財政の問題> episode3-2
#4-2 証券外務員 無料講座 <証券市場の問題>
episode 4-2
それでは問題です。第1問企業が銀行などの金融機関より直接資金調達を行う方法を直接金融というはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×です。直接金融は、企業が株式や…
You tube #4-2 証券外務員 無料講座 <証券市場の問題> episode4-2
#5-2 証券外務員 無料講座 <株式業務の問題>
episode 5-2
それでは問題です。第1問上場株式には取引所集中義務があり、取引所が指定する銘柄以外は取引所外における売買は禁止されているはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×です。以前は…
You tube #5-2 証券外務員 無料講座 <株式業務の問題> episode5-2
#6-2 証券外務員 無料講座 <株式の売買の問題>
episode 6-2
それでは問題です。第1問普通取引では、売買契約締結日から起算して4営業日目に決済を行うはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×です。以前の普通取引は…
You tube #6-2 証券外務員 無料講座 <株式の売買の問題> episode6-2
#7-2 証券外務員 無料講座 <株式の取引の問題>
episode 7-2
それでは問題です。第1問外国株式の取引は、その取引形態により、国内委託取引、外国取引及び立会外取引に区分されているはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×です。外国株式は…
You tube #7-2 証券外務員 無料講座 <株式の取引の問題> episode7-2
#8-2 証券外務員 無料講座 <投資計算の問題>
episode 8-2
まずは株価収益率(PER)の問題です。株価1,000円、当期純利益100億円 発行済株式総数1億株の株価収益率はいくらでしょうか?はい、どうでしょうか。株価収益率を求める問題ですので、まずは株価収益率…
You tube #8-2 証券外務員 無料講座 <投資計算の問題> episode8-2
#8-3 証券外務員 無料講座 <投資計算の問題②>
episode 8-3
それでは問題です。第1問株価が1,500円で、配当金が年225円の場合の配当利回りを求めよはい、どうでしょうか?計算問題ですので、動画を一旦ストップして考えてみて下さい。それでは正解です…
You tube #8-3 証券外務員 無料講座 <投資計算の問題②> episode8-3
#9-2 証券外務員 無料講座 <債券の問題>
episode 9-2
それでは問題です。第1問公共債は、国債と地方債と金融債の3つに分類されるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。公共債は国債と地方債と政府…
You tube #9-2 証券外務員 無料講座 <債券の問題> episode9-2
#10-2 証券外務員 無料講座 <債券市場の問題>
episode 10-2
それでは問題です。第1問株式には発行市場と流通市場があるが、債券は発行のたびに償還期限や利率等の条件が変わるため、発行市場しかないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります…
You tube #10-2 証券外務員 無料講座 <債券市場の問題> episode10-2
#11-2 証券外務員 無料講座 <債券計算①の問題>
episode 11-2
それでは問題です。第1問購入金額に対する1年当たりの利子の割合を利率というはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。これは勘違いしやすい問題なの…
You tube #11-2 証券外務員 無料講座 <債券計算①の問題> episode11-2
#12-2 証券外務員 無料講座 <債券計算②の問題>
episode 12-2
それでは問題です。第1問残存期間5年、利率1.5%の利付国債を最終利回り1.0%になるように購入する場合、購入価格はいくらか?はい、どうでしょうか?計算問題ですので、動画を一旦ストップして考えてみて下さい。それでは正解です。単価計算は…
You tube #12-2 証券外務員 無料講座 <債券計算②の問題> episode12-2
#13-2 証券外務員 無料講座 <債券相場の問題>
episode 13-2
それでは問題です。第1問日銀の使命は、物価の安定と金利の安定であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。日銀の使命は、簡単に言って…
You tube #13-2 証券外務員 無料講座 <債券相場の問題> episode13-2
#14-2 証券外務員 無料講座 <債券の売買手法の問題>
episode 14-2
それでは問題です。第1問入替売買は、投資家が保有債券を売却し、別の債券を購入する売買を同時に行う取引のことであるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇になります。問題通りとなって…
You tube #14-2 証券外務員 無料講座 <債券の売買手法の問題> episode14-2
#15-2 証券外務員 無料講座 <転換社債型新株予約権付社債の問題>
episode 15-2
それでは問題です。第1問転換社債型新株予約権付社債とは、一定の条件で発行体企業の株式に転換できる権利が付いた社債のことであるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇になります…
You tube #15-2 証券外務員 無料講座 <転換社債型新株予約権付社債の問題> episode15-2
#16-2 証券外務員 無料講座 <投資信託の問題>
episode 16-2
それでは問題です。第1問証券投資信託とは、委託者指図型投資信託のうち主として有価証券に対する投資として運用することを目的とするものをいうはい、どうでしょうか?もしゆっくりと…
You tube #16-2 証券外務員 無料講座 <投資信託の問題> episode16-2
#17-2 証券外務員 無料講座 <委託者指図型投資信託の問題>
episode 17-2
それでは問題です。第1問受益者は、信託の元本の償還及び収益の分配に関して、受益権の口数に応じて均等の権利を有するはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は…
You tube #17-2 証券外務員 無料講座 <委託者指図型投資信託の問題> episode17-2
#18-2 証券外務員 無料講座 <投資信託の運用方法の問題>
episode 18-2
それでは問題です。第1問インデックス運用とは目安となる指数(ベンチマーク)を上回る成績を目指す運用スタイルのことであるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は…
You tube #18-2 証券外務員 無料講座 <投資信託の運用方法の問題> episode18-2
#19-2 証券外務員 無料講座 <投資信託の処理と種類の問題>
episode 19-2
それでは問題です。第1問委託者は、運用報告書のうち、きわめて重要な事項を記載した交付運用報告書を作成し、受益者に交付しなければならないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇に…
You tube #19-2 証券外務員 無料講座 <投資信託の処理と種類の問題> episode19-2
#20-2 証券外務員 無料講座 <投資法人の問題>
episode 20-2
それでは問題です。第1問投資法人とは、会社型投資信託とも言われ、投資信託及び投資法人に関する法律に基づき、特定の資産への投資・運用を目的として設立される法人のことであるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて…
You tube #20-2 証券外務員 無料講座 <投資法人の問題> episode20-2
#21-2 証券外務員 無料講座 <証券税制①の問題>
episode 21-2
それでは問題です。第1問所得税の確定申告は、毎年4/1から3/31までの1年間に生じた所得の金額と、それに対する所得税等の額を計算して確定させる手続のことであるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて…
You tube #21-2 証券外務員 無料講座 <証券税制①の問題> episode21-2
#22-2 証券外務員 無料講座 <証券税制②の問題>
episode 22-2
それでは問題です。第1問公社債投資信託の収益の分配に係る所得は、配当所得に分類されるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。こちらは前回の証券税制①の問題…
You tube #22-2 証券外務員 無料講座 <証券税制②の問題> episode22-2
#23-2 証券外務員 無料講座 <証券税制③の問題>
episode 23-2
それでは問題です。第1問株式等の譲渡所得は、原則 源泉分離課税であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。譲渡所得は原則、源泉分離課税ではなく…
You tube #23-2 証券外務員 無料講座 <証券税制③の問題> episode23-2
#24-2 証券外務員 無料講座 <会社法の問題>
episode 24-2
それでは問題です。第1問会社法において会社の形態は株式会社、有限会社、合名会社、合同会社の4種類に規定されているはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。有限会社…
You tube #24-2 証券外務員 無料講座 <会社法の問題> episode24-2
#25-2 証券外務員 無料講座 <株式の問題>
episode 25-2
それでは問題です。第1問単元株制度を採用する会社の株主は、1単元の株式につき1個の議決権があるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇になります。問題通りとなって…
You tube #25-2 証券外務員 無料講座 <株式の問題> episode25-2
#26-2 証券外務員 無料講座 <株主の問題>
episode 26-2
それでは問題です!第1問!自己株式の取得は、不当な株価変動の可能性があるため、いかなる場合も認められないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。自己株式の取得…
You tube #26-2 証券外務員 無料講座 <株主の問題> episode26-2
#27-2 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関①の問題>
episode 27-2
それでは問題です!第1問!取締役会を設置しない会社には、取締役を設置する必要はないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。取締役会は任意の設置機関…
You tube #27-2 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関①の問題> episode27-2
#28-2 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関②の問題>
episode 28-2
それでは問題です!第1問!監査役の任期は2年であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。任期は2年が多いのですが…
You tube #28-2 証券外務員 無料講座 <株式会社の機関②の問題> episode28-2
#29-2 証券外務員 無料講座 <会社の計算・組織再編の問題>
episode 29-2
それでは問題です!第1問!貸借対照表は、一定期間における企業の収益と費用を示した書類であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。問題は損益計算書の…
You tube #29-2 証券外務員 無料講座 <会社の計算・組織再編の問題> episode29-2
#30-2 証券外務員 無料講座 <財務諸表の問題>
episode 30-2
それでは問題です!第1問!損益計算書は、一定時点における企業の財政状態を示す書類であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。この問題は、前回の動画の問題…
You tube #30-2 証券外務員 無料講座 <財務諸表の問題> episode30-2
#31-2 証券外務員 無料講座 <企業分析①の問題>
episode 31-2
それでは問題です!第1問!持株比率が過半数以下であれば、いかなる場合も子会社と認定されないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。持株比率が過半数以下…
You tube #31-2 証券外務員 無料講座 <企業分析①の問題> episode31-2
#32-2 証券外務員 無料講座 <企業分析②の問題>
episode 32-2
それでは計算問題です!第1問!企業の純利益は500万円で、自己資本が5,000万円の場合の自己資本利益率 ROEはいくらか?はい、どうでしょうか?計算問題ですので、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。自己資本利益率 ROEの計算式…
You tube #32-2 証券外務員 無料講座 <企業分析②の問題> episode32-2
#33-2 証券外務員 無料講座 <企業分析③の問題>
episode 33-2
それでは計算問題です!第1問!ある企業の流動資産は5,000万円、流動負債は2,500万円の場合の流動比率はいくらか?はい、どうでしょうか?計算問題ですので、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。流動比率は流動資産…
You tube #33-2 証券外務員 無料講座 <企業分析③の問題> episode33-2
#34-2 証券外務員 無料講座 <企業分析④の問題>
episode 34-2
それでは計算問題です!第1問!ある企業の売上高が100億円、総資本が40億円である場合の総資本回転率はいくらか?はい、どうでしょうか?計算問題ですので、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。総資本回転率は年間売上高…
You tube #34-2 証券外務員 無料講座 <企業分析④の問題> episode34-2
#35-2 証券外務員 無料講座 <金融商品取引法の問題>
episode 35-2
それでは問題です!第1問!金融商品取引法の目的は、金融商品取引業者の健全な発展及び投資者の保護に資することであるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。問題の赤字部分…
You tube #35-2 証券外務員 無料講座 <金融商品取引法の問題> episode35-2
#36-2 証券外務員 無料講座 <金融商品取引業の問題>
episode 36-2
それでは問題です!第1問!第一種金融商品取引業を営もうとする者は、誰でも登録申請を行い登録を受けることができるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。第一種金融商品取引業…
You tube #36-2 証券外務員 無料講座 <金融商品取引業の問題> episode36-2
#37-2 証券外務員 無料講座 <行為規制①の問題>
episode 37-2
それでは問題です!第1問!金融商品取引業者等とその役員、及び使用人は顧客に対して誠実かつ公正に業務を遂行しなければならないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇になります。問題通り…
You tube #37-2 証券外務員 無料講座 <行為規制①の問題> episode37-2
#38-2 証券外務員 無料講座 <行為規制②の問題>
episode 38-2
それでは問題です!第1問!金融商品取引業者等は、顧客から預託を受けた有価証券を、自己の固有財産として保管しなければならないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方…
You tube #38-2 証券外務員 無料講座 <行為規制②の問題> episode38-2
#39-2 証券外務員 無料講座 <市場阻害行為の規制の問題>
episode 39-2
それでは問題です!第1問!顧客の注文が成立した後であれば、証券会社の社員が自己のために同一銘柄を取引することはフロントランニングには…
You tube #39-2 証券外務員 無料講座 <市場阻害行為の規制の問題> episode39-2
#40-2 証券外務員 無料講座 <ディスクロージャー制度の問題>
episode 40-2
それでは問題です!第1問!ディスクロージャー制度は、投資家が企業の経営状況や財務状況を適切に把握するために、企業が必要な情報を適時開示する制度であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です…
You tube #40-2 証券外務員 無料講座 <ディスクロージャー制度の問題> episode40-2
#41-2 証券外務員 無料講座 <金融商品に関する法律の問題>
episode 41-2
それでは問題です!第1問!金融サービス提供法において、金融商品の販売等を行おうとするときは、金融商品が販売されるまでの間に原則として顧客に重要事項の説明をしなければならないはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を…
You tube #41-2 証券外務員 無料講座 <金融商品に関する法律の問題> episode41-2
#42-2 証券外務員 無料講座 <付随業務の問題>
episode 42-2
それでは問題です!第1問!付随業務は証券外務員の資格がないと行えない業務であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。付随業務は、金融商品取引…
You tube #42-2 証券外務員 無料講座 <付随業務の問題> episode42-2
#43-2 証券外務員 無料講座 <取引所定款の問題>
episode 43-2
それでは問題です!第1問!現在、株式の売買を行う場所として東京、大阪、京都、 名古屋、福岡、札幌に証券取引所が開設されているはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります…
You tube #43-2 証券外務員 無料講座 <取引所定款の問題> episode43-2
#44-2 証券外務員 無料講座 <売買立会の問題>
episode 44-2
それでは問題です!第1問!買呼値においては、低い値段の買呼値が高い値段の買呼値に優先するはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。問題は逆でして…
You tube #44-2 証券外務員 無料講座 <売買立会の問題> episode44-2
#45-2 証券外務員 無料講座 <取引所諸規則の問題>
episode 45-2
それでは問題です!第1問!値幅制限は、市場の過度な変動を防ぐために設けられているはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇になります。問題通りとなっていまして…
You tube #45-2 証券外務員 無料講座 <取引所諸規則の問題> episode45-2
#46-2 証券外務員 無料講座 <協会定款・諸規則の問題>
episode 46-2
それでは問題です!第1問!自主規制機関である日本証券業協会は、内閣総理大臣の登録を受けた機関であるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×になります。自主規制機関…
You tube #46-2 証券外務員 無料講座 <協会定款・諸規則の問題> episode46-2
#47-2 証券外務員 無料講座 <従業員に関する規則の問題>
episode 47-2
それでは問題です!第1問!協会員の従業員は特定店頭デリバティブ取引を行うことは禁止されているが、有価証券関連デリバティブ取引は行うことができるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です…
You tube #47-2 証券外務員 無料講座 <従業員に関する規則の問題> episode47-2
#48-2 証券外務員 無料講座 <外務員の資格・登録の問題>
episode 48-2
それでは問題です!第1問!投資信託の募集に係る外務行為は、二種外務員の資格で行えるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは〇になります。二種外務員は…
You tube #48-2 証券外務員 無料講座 <外務員の資格・登録の問題> episode48-2
#49-2 証券外務員 無料講座 <その他諸規則の問題>
episode 49-2
それでは問題です!第1問!上場株式は、取引所売買と店頭取引の2つに分類されるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です。はい、答えは×です。上場株式は、取引所売買と…
You tube #49-2 証券外務員 無料講座 <その他諸規則の問題> episode49-2
#50-2 証券外務員 無料講座 <セールス業務の問題>
episode 50-2
それでは問題です!第1問!協会員は金融商品取引業に関する法律や規制、内部の規定に従い、金融商品取引業者の利益を守りながら健全な取引を行う責任があるはい、どうでしょうか?もしゆっくりと考えたいという方は、動画を一旦ストップして考えて下さい。それでは正解です…
You tube #50-2 証券外務員 無料講座 <セールス業務の問題> episode50-2